【梅雨の養生三か条】
春から夏への変わり目に、
日本では梅雨があります。
この時期は、湿気が多いので
カラダに余分な湿がたまり、
むくみや重だるさなどの不調が出たり、
胃腸にも負担がかかって
食欲不振や下痢などの症状も発生。
この時期に何より大事な養生は湿気対策です。
【梅雨の養生 その1】
○脾をいたわる
中医学では梅雨を「長夏」とい言い、
この時期は五臓の「脾」が弱りやすくなります。
脾が弱ると、食欲不振や、下痢、軟便などの
胃腸の不調が起きたり、口や唇にトラブルが現れます。
暑くなってきたからと冷たいものや生ものを取りたくなりますが、
脾が弱るので、なるべく温かいものを取るように心がけています。
【梅雨の養生 その2】
○自然な甘味や黄色い食材を
梅雨の時期におすすめの食べ物は
湿気を取り除く働きのあるもの。
大豆や小豆などの豆類や、
はとむぎ、とうもろこし、
セロリ、きゅうりなどがあります。
また、湿邪によって脾が弱りやすいので
自然な甘みがあるものや
黄色い色の食材などのような
脾を元気にする食べ物も
意識して取り入れていきます。
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